新潟県佐渡島でいう妖怪。見上げれば見上げるほど大きくなる妖怪で、夜道や坂道の突き当りに現れる。
はじめは小坊主のような形で行く手に立ち塞がり、おやと思って見上げると高くなって、見ている者後ろに倒れしまう。
見上げ入道に出会った時の対処法としては、「見越した」「見抜いた」と唱えるなど地域によって異なる。

参考：村上健司　「日本妖怪大辞典」　角川文庫　587,590.591ページ